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さて、ケースワーカーとして勤務している人もそうでない人も結構気になることといえば、「CWの男女比ってどうなっているんだろう?」ということではないでしょうか。
 
このブログをご覧になられている方は、男性も女性もいると思いますし、現役のケースワーカーの方もそうでない方もいらっしゃると思います。

男性の方がケースワーカーになりやすいのか、女性の方がなりやすいのか?

そのあたりについてわたしの自治体の例を踏まえつつ書いていきましょう。

男女比は自治体によってまちまち

まず、結論から言うと、男女比は自治体によってまちまちということです。

全然答えになっていないですが、それが現実です。

ただ、わたしの自治体の生活保護担当部署は、男性の方が圧倒的に多いです。

感覚的に言うと、男性:女性は3:1といったところです。

理由としては、ケースワーカーは家庭訪問の仕事が多く、基本的に単身で世帯の家に乗り込んでいく形となります。

そうなってくると、女性CWが単身の男性の住宅に訪問するというケースもあるわけで、そうなってくると、「女性には危ない」といった認識がされているのではないかと思います。

同じようなヨゴレ仕事といわれる税金の徴収の部署には女性職員も結構配属されているという現状もありますが、こちらは結構2人1組とかで動いたりするようなので、女性単身で徴収に乗り込んで行くということはあまりなく、危険性は薄いという判断なのかもしれません。

わたしがケースワーカーだったころは、感覚として、ケースワーカーをやっている女性は総じて気が強いという方が多かったように思います。

そういう人でないと務まらないので配属されないのか、務めていくうちに強くなっていくのかはわかりませんが、ケースワーカーに必要な資質なのだろうと思います。

ですが、他の自治体では女性職員も多いところもあるので、
・ケースワーカーを危険という認識をしていない
・2人1組で訪問するなどの体制が確立されている
・女性CWには危険なケースを担当させない(高齢世帯や施設入所者のみを担当する など)

という判断がなされている可能性はあります。

ですが、今のご時世で、なかなか配慮ができる自治体は少ないと思う(人手不足など)ので、おそらく単身で訪問している女性ケースワーカーが多いと思います。

CWの男女比から考えて、ケースワーカーになる可能性が高いかどうかについては、やはりご自身が勤めている自治体の生活保護担当部署の男女比を調べてみるしかないでしょう。

職員全体の男女比と比較して生活保護担当部署の職員の男女比が多いか少ないかで、その自治体が「CWが女性にとって好ましい職場と思っているかどうか」が判断できると思います。

女性でCWになったらどうするのか?

じゃあ、女性職員がケースワーカーになったらどうするのか?

基本的には、身の危険が及ぶというのは、ほぼ無いと言えます。

生活保護受給者は福祉事務所からお金をもらっている立場なので、よほどのことがない限り、ケースワーカーに対しては下手に出てくることが多いです。

よその部署では問題児で通っているのに、ケースワーカーの言うことはよく聞くといったケースもままあります。

なので、普通にやっていれば、基本的に問題ありません。

ニュースなどでも、CWが殴られたとか、刺されたといったニュースは時々聞きますが、女性CWが家庭訪問に行ったら何人もの男性に囲まれて暴行されたといったニュースは聞かないので、女性として危険が及ぶということはあまり考えすぎなくていいと思います。

もっとも、特殊勤務手当が支給される職務であることは間違いないので、
ケース台帳などはよく読んでおいて、危なそうな世帯やめんどくさそうな世帯には同僚やSVと同行訪問するようにした方がいいでしょう。

最終的に身を守るには自分自身ですからね。

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